こんにちは、トカチです。
突然ですが転職活動を考えたことはありますか?
ありますよね、この記事読みに来てるってことは今まさにって人もいるのではないでしょうか。
実は僕、つい最近まで転職活動をしていました。
事の発端はこちら
異動決まってしまったぁ
5年間Web企画中心の内勤だった俺が新しく始まる実演販売の営業って。
ジャパネットみたいなのやるとか絶対無理だぞ俺・・・— トカチ@北海道ブロガー2年目 (@tokachibeya1234) 2019年3月19日
3月末の異動に巻き込まれたせいです(笑)
そして
新しい仕事決まりました!長期戦覚悟で臨んだ転職活動でしたが、運も味方してすぐに決まりました(´ω`)
転職活動用と思っていたお金もだいぶん余ったので、心配かけた奥さんにご馳走したいと思います!
— トカチ@北海道ブロガー2年目 (@tokachibeya1234) 2019年4月24日
異動を言い渡されてから2週間ほどで、無事内定もらいました!(ツイートは今の職場の退職が認められた後にしました)
今回は僕の転職活動記録と、気を付けたことなどを、転職を考えている人に向けて書いていきたいと思います。
転職活動のために仕事を辞めなかった理由
転職先を探すにあたって、今の仕事を辞めなかった理由は3つです。
- いい求人にすぐ出会えるとは思えない
- 焦ると妥協してしまいそう
- 収入が途絶えるのが怖すぎる
1つずつ補足していきます。
いい求人にすぐ出会えるとは思えない
仕事を辞めて腰を据えて転職活動をする、というのも1つの手です。
僕がそうしなかったのは
腰を据えるほど求人がないから
転職サイトは一通り登録しましたし、仕事情報誌を持ち帰ったりハローワークにも行きました。
探す条件としては「内勤・転勤なし」。給与は多少下がっても仕方なしと考えていました。
その条件で探すと、探し始めの時点でなんと10件ほどしかなかったんですよね。(札幌だからかかもしれません)
思ったんですよ。
仕事辞めて受けに行っても1か月かからんぞ・・・?
そしてそのほとんどは給料が下がってしまったり休日が少なかったり。
今の仕事を辞めてまで行くメリットがあるのかと思えてしまうような感じでした。
仕事を変えたいという気持ちはあるものの、次の仕事がアレでは辞めること自体がリスクになってしまう可能性すらありました。
焦ると妥協してしまいそう
理想の求人の少なさに驚くと同時に頭に浮かんだのは、
最終的に妥協してしまうのではないか
ということです。
接客・販売のような対人の仕事や、営業の仕事はたくさん求人があります。
不動産や飲食の業界はその傾向が顕著でした。
数年前に興味心で見たときと同じ求人もたくさん掲載されていました。
そういう企業は受けたら受かるか、相当ハードルが高くてガンガン落としているかのどちらかです。
いずれにしても、そういった企業は個人的にちょっと怖かったのもあって希望していませんでした。
しかし転職活動が長引いてしまった場合、そういった企業にも目を向けていかなければならない時期が必ず来ます。
いつまでも無収入ではいられませんからね。
妥協というよりは渋々と言ったほうが合っているかもしれません。
年齢も34歳でしたし、ここまで何か特別なスキルを身に着けてきたわけでもありません。
妥協路線に陥る可能性は多分にありました。
収入が途絶えるのが怖すぎる
僕は27のときに転職を経験しています。
塾業界を辞めて、仕事探しをしました。
その時は仕事が決まる前にとりあえず仕事を辞めて、腰を据えてじゃないですがいい仕事を探すつもりでした。
実家暮らしでしたので、変な話お金の心配はありませんでした。
その結果、半年ニート生活を送ってから仕事を決めるという家族全員白目状態。すいませんでした。
しかし今は夫婦二人暮らし。決して多くはない給料ですが、家計を支える部分が非常に大きい身分です。
転職を考えている話を妻にしたときは、貯金状態や妻の給料から見て3か月ぐらいは大丈夫と言ってくれましたが、裏を返せばそれが我が家のリミットでした。
親のすねをかじっていた時とは状況がまるで違いますし、その当時ですら決まるのには時間を要しました。
偶然ハローワークで見つけた会社に、偶然気に入られて、偶然対抗馬がいなくて決まっただけでしたし。
その経験をしていただけに、3か月間決まらない、あるいはもっと長期戦になる、そして長続きするかもわからない仕事に決めてしまうという悪循環にハマっていく自分が怖かったのです。
仕事を辞めて転職活動をするメリット・デメリット
仕事を辞めて転職活動をするメリットは
- 嫌な現職から解放される
- 仕事探しの時間的、精神的余裕ができる
の2点です。特に仕事探しの余裕がある点では、「決まりやすさ」に通じる場合もあるのも事実です。
一方でデメリットは先ほども書いた、収入が途絶える点もそうですし、「無職期間」ができてしまうことも長い目で見るとデメリットになりえます。
僕も今回の仕事探しの面接で、「半年間の無職期間」について結構突っ込まれました。
「資格を取ったうえでの仕事探しも視野に入れていた」なんて綺麗事でかわしましたが、突っ込みが激しければ白旗あげていたかもしれませんw
資格・スキル・求人状況によっては辞めてから探してもOK
かといって仕事を辞めて転職活動をすることが悪手かといえば、必ずそうとは言えません。
求人情報に見る「必要な資格」はたくさんあります。
よくみかける物としては
簿記・秘書検定・薬関係・法律関係・運転免許関係
ここら辺はよく見かけますし、必須と書かれている確率が高いです。
あとは経理の実務経験ですね。これは本当によく見かけました。
こういう資格やスキルを持っている人は、僕のように自動車免許しか持っていない人に比べれば、転職にかかる日数も少ないでしょう。
前職を辞めるデメリットやリスクは格段に下がると思います。
自分の状況、求人の状況を見て、辞めてしまっても問題なさそうかどうかを判断したらいいと思います。
僕は問題しかなかったので、在職しながら仕事探しをする道を選びました。
異動の辞令から転職が決まって退職日が決まるまで
さて、ここからは僕の転職記録です。お時間がありましたら読んでみてください。
異動の辞令を受けてやったこと
異動の辞令を受けたのが3月20日ごろでした。
最初にやったのは妻への報告。
なぜかめっちゃ文句言われました。(僕が)
異動を言われた時点で「仕事辞めよう」と強く考えていたので、帰宅してすぐ転職サイト関係、転職エージェントに一通り登録しました。
最初の休日にはハローワークに行きがてら履歴書用の写真を撮りに行きました。
スーツでハローワークに行くのは「気合入りすぎ」って感じがしてちょっと嫌でしたが、さっさと動き始めたかったので気にしないようにしました(笑)
ちなみにですが、履歴書用の写真は写真屋さんで取ってもらった方がいいですよ。
割高ですが、スピード写真と出来が全然違います。
素人目に見ても全然違いますから、採用を担当する人にはモロバレなはずです。
応募した企業数は6
先ほども書きましたが、札幌で「それなりに給料が出る内勤」を探すとかなり絞られてしまいます。
実際に応募した企業は6企業、そのうち履歴書を送った件数で言ってしまえば「2企業」です。
あとは応募の時点で落ちました(笑)
受かった企業は「ジョブキタ」という北海道の求人を掲載した仕事情報誌から応募した企業でした。
転職エージェントは登録だけで終了
今流行?の転職エージェントにも登録していました。
登録後すぐに連絡が来て、「希望の職種・職務経歴・転職時期」などを30分ほどかけて電話で面談。
それからはメールで求人情報が随時送られてくる感じでした。
かなりゴリゴリ斡旋してくるのかなと思っていましたが、1~2週に1回メールが来る程度でそれほど暑苦しい感じはなかったですね。
ただ、紹介してくる求人はサイトに掲載されているものばかりでしたので、目新しさには欠けていた印象です。
面談で話を聞いている限りでは、「隠れ求人みたいな良物件をたくさん紹介しますね」というニュアンスだったので期待していたのですが、「札幌で」という条件と春先という時期が足かせになっていたのかもしれません。
ただ、転職の気合を入れる意味でも、使ったことのないサービスに登録して話を聞くだけでも刺激にはなりました。
面接が決まった企業には、休みの日を全部伝えておきましょう
今回仕事がすぐに決まった要因の一つに、「休日を全部伝えていた」ということがあります。
どういうことかというと、
- ジョブキタ経由で応募する
- 履歴書を送ってくれと連絡がくる(ここに休日をわかっている範囲で全部記載)
- 最初の面接日が決まり面接に行く
- 次の休みが遠いからもう一回面接して内定出したいと連絡くる
なんと1日で2回面接して内定が出るスピード内定だったんです。
在職中であること、休みが少ないことを考慮して動いてくれる企業もあるんですね。
日程面についてはある程度企業側に主導権を握らせてしまったほうが、調整のしやすさは格段に上がると思います。
履歴書に「その他希望など」を書く備考欄があるはずです。
そちらに休日を書いておけば、面接日調整の連絡を一往復減らすことができるので、可能な限り書いてしまいましょう。
僕は「休みの日を書いてくれて助かった」と採用の担当者の方から感謝されました。
在職中でも転職活動はできます
仕事探しをする上で、スケジュール作りは大変なイメージがあります。
しかし実際に転職活動をしていくなかで、毎日が面接で大変!という状況にはなりにくいことがわかりました。
大学生の就職活動のように、セミナーや説明会に足を運びながらとなると大変でしょうけど、社会人を経験している人たちにとってはそういった部分は削れてしまいますので、スケジュール面ではそれほど苦戦しません。
2019年からは有給休暇の取得が義務付けられるなど、休みを取ることにも寛容になるよう政府が動き始めました。
よほどの企業でなければまったく予定がたてられないこともないでしょう。
思い切って仕事を辞めて動くのも手ですが、焦らずじっくり仕事を続けながらよりよい企業探しをすることも不可能ではありません。
今の仕事に不安や不満を感じているのであれば、どんな仕事があるのか目を向けてみる時間を作ってみてはいかがでしょうか。