たこ焼きパーティーは定番ホームパーティーの1つ。
でも焼くのに慣れている人がいないと、失敗してグダグダになる地獄が待ち受けています。

僕は3カ月に1回ほどのペースで妻と自宅でたこ焼きパーティーをします。2人で100玉分を食べるフードファイトです。
しかし家庭用のたこ焼き器は火力が弱く、思うように上手に焼けません。
でもたこ焼きが食べたい、お腹いっぱい食べたい!という願いをかなえる為にいろいろと調べたり実験したりと頑張りました。
試行錯誤の結果、3つ気をつければ失敗はしないことがわかりました。
たこ焼きで失敗したくない!って時の参考になればと思います。
目次
たこ焼きパーティーで失敗しないコツ①生地用の水は1~2割多めに入れる
たこ焼き用の粉を買って裏面を見てみると、ほとんどの場合「粉100gに対して水300g」という表記が書いてあります。
「粉:水=1:3」の割合なんですが、実はこれが「粉っぽい」の原因なんです。
メーカーがレシピで表示している割合だと、なぜ粉っぽくなるのか。それは
「固まらないんですけどぉ!」というクレームを防ぐためです。
たこ焼きを焼くときに、具の他に「ネギ、揚げ玉、紅ショウガ、チーズ・・・」などなど山のように投入する焼き方をする人もいます。
それらをガッチリ「固める」ことが、たこ焼きのタネに課せられた任務です。

メーカーが最優先したことは「固めること」なので水の割合が少なめなんです。
粉の開発の段階でいろいろと想定して実験した結果なのでしょう。
また、水が少なかったから「足す」ことはできても「減らす」ことはできないので、リスク回避の意味でも少な目表記なのだと思います。
というわけで、
たこ焼きの生地にはどれくらい水を入れる?
ネットにはたこ焼きで検索すると、本当にいろいろなレシピが出てきます。
その中でも一番割合的に大きかったのは、こちらのブログで書かれている「2倍!」
2倍もいれていいの?!って思いましたが、焼くのにめちゃめちゃ時間がかかるのと、生地を注ぎ足す手間がある以外は美味しそうでした。
多かったのは1.2~1.3倍ぐらいの水の量を入れるって意見です。
100gの粉に対して400gの水ってことですね。「1:4」です。
逆算すると1Lのタネを作る時、粉は200gぐらいでいいです。これで60個ぐらい作れます。
薄くても本当に大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、かかる時間も固まり方もなんら影響ありません。
生地にだしを入れると美味くなる?
たこ焼きの生地に「出汁」を入れると美味しくなるという意見が結構見られます。
味に深みが出ていいらしいのですが、僕はあまり変化が感じられませんでした(´・ω・`)ドンカン
あと、いわゆる「隠し味」的な要素って「変なコダワリ」と思われる事があります。
普通にやりたい層からは、「なんかウザい」と感じられてしまうかもしれません。
避けたほうが無難だと思います。(あとで出てくる「変わり種は避ける」でも同じことが言えます)
たこ焼きパーティーで失敗しないコツ②油は毎回塗る
たこ焼きパーティーが進むにつれ、段々焼くのが面倒だなっていう空気になる場合があります。
そうなってくると手を抜いてしまうのが、油を塗る作業です。
たこ焼き作りの一般的な流れはこうです。
- 鉄板に油を塗る
- タネを流し込む
- 具(タコ)を入れる
- ネギや揚げ玉を入れる
- タネをヒタヒタまで流し込む
- 具合を見ながらクルクルする
- 1に戻る
最後に1の油を塗るに戻ればいいのですが、回数をこなすうちに面倒になるんですよね。
「鉄板油でテカってるしイケるんじゃない?」とか「油少な目の方がヘルシーなんじゃない?」とかいう、ズボラなくせに食に気を使ってますアピール女子の言葉で油を塗らないで焼いてしまうとどうなるか。
経験上、油不足はフニャフニャたこ焼きになる可能性を上げます。
鉄板がテカテカしてる程度の油では足りません。
各穴に少し溜まってるレベルぐらい使った方が上手に焼けます。
油を使うことで表面が固まって、内側はフワフワした美味しいたこ焼きができます。
カリカリにしたくて長い時間加熱しても、コゲるだけ。
一生懸命クルクルしても、時間だけかかって中の水分が飛んで小さいたこ焼きに。
ということで油は毎回塗る!
たこ焼きパーティーで鉄板に油塗るマスターのアダ名つけられても気にしない。
たこ焼きパーティーで失敗しないコツ③変わり種は避ける
たこ焼きの中に入れる定番は「たこ」ですよね。
なのですが、jたこ焼きには「変わり種」と呼ばれる「たこ」以外の具材を入れて焼く楽しみ方があります。
なんとなく美味しそうな気がする物もあります。
実際にやってみて「有りかな」と思えたのはウインナーでした。
チーズは後から「乗せて溶かして~」なら美味しいでしょうけど、タネと一緒にとなるとコゲるわ食感ベタベタだわで個人的にはNGでした。
残ってしまったチーズだけで鉄板で焼いたら滅茶苦茶おいしかったです。

タネ作りで「出汁」を使うかの時も言いましたが、複数人でやるたこやきパーティーの場合は、オーソドックス9割、変わり種1割ぐらいでやりましょう。
失敗した時の「こんな不味いの20個も焼いてどうすんだよ、責任もって食えよ!」という空気。
「たこ焼きに苦手な物ブチ込まれたけど、無理して食べた、たこ焼きハラスメントだ!」という裁判沙汰。
どんなトラブルが引き起こされるかわかった物ではありません。
おまけ:たこ焼きパーティーで持っていくと便利なアイテム
僕が家でたこ焼きを作る時はこちらを使っています。
鉄板下の電熱線の配置上、側面のスイッチ付近の2穴は熱が若干弱いです
ですが今回紹介した3点さえ気をつければ、100個食べても飽きない、美味しいたこ焼きを作り続けることができます。
構造が単純なので、水でさっと洗ってしっかり干せば何度でも使えます。
僕が使っている奴も、すぐ捨てるだろうなと思って買ったのに3年目です。
あとはアイテム関連。
たこ焼きパーティー初期の頃は、お箸とか100均の竹串とかでクルクルしていました。
ですが、専用(?)の器具を使うと、焼き具合は全く同じはずなのに、たこ焼きパーティーの雰囲気が格段にUPします。
クルクルしてる感が全然違うんですよ!
ちなみに妻は未だに「箸でいいし」と使いたがりません。
次はハチマキでも買おうかしら(´ー`)