健康診断のバリウム検査で「要再検査」の判定を受けました。
無視してもよかったのですが、万が一を考え、胃カメラの検査を受けに行ってきました。
この記事を読んで、これから胃カメラ検査を受ける予定の方が、少しでも事前にイメージをもって不安を払拭していただければ幸いです。
胃カメラ初体験レポートです。
胃カメラ検査の申し込み方法
胃カメラの検査の申し込み方法は主に2つです。
・電話
・ネット
病院に電話かネット(ホームページなど)で「胃カメラ検査を受けたい」と連絡をすればOKです。
受付時に問診をする日を決めます。
いきなり胃カメラを入れることは、ほぼありません。
問診をして、改めて検査日を決める流れです。
胃カメラ検査前は絶食と検便があります。
1回目の問診では、普段の生活習慣を聞かれ、血を抜かれ、検便キットを渡されます。
慢性胃炎の原因の一つに、ピロリ菌が関係してる場合があります。
検便でピロリ菌の有無を確認できます。
検査日の前日は夜18時以降(検査前12時間)は水以外絶食です。
※常用している薬などは飲んで大丈夫だそうです。
胃カメラ検査の当日朝は空腹感マックス
前日の夜から水だけ生活のため、かなりの空腹感です。
ですがここは我慢です。
私は11時の検査予定でしたので、ギリギリまで布団の中で動かず、空腹をガマンしていました(笑)
胃カメラ検査は決められた時間に実施するので、待合室で待たされることはありません。
予定の時間に病院へ行き、受付を済ませたらすぐに呼ばれます。
胃カメラ検査は痛くないけどツライ
胃カメラ検査全体を通して辛いポイントが2つあります。
- 1つ目は、最初にカメラが喉を通過するとき
- 2つ目は、胃に空気を送り込まれて、ゲップを我慢しているとき
ここからは、受付後呼ばれてから、鼻からチューブを引き抜かれるまでを、ありのまま書いていきます。
ステップ1:ベッドに横になって落ち着く
まずはベッドに横になり準備待ちです。
目の前に胃カメラ機材が置いてあるので少々緊張します。
あおむけの状態で放置されること5分。
緊張がほぐれたころに血圧測定。
血圧が高いと検査に支障がでることがあるため、確認のための血圧測定とのことです。
ステップ2:鼻にチューブ挿入!
胃カメラ検査は
口から胃カメラ
鼻から胃カメラ
の2パターンあります。
病院によってどちらか違うので、受付の際に聞いてみてください。
今は鼻から胃カメラをアピールする病院が多いので、鼻からが主流なのかもしれません。
ということで、いよいよ鼻から胃カメラスタート。
胃カメラ検査は2話構成です。
1話目は、カメラの通り道づくり。
2話目に、カメラ本体が胃袋へ到達。
まずは1話目。
1.鼻から喉の手前ぐらいまでの長さのチューブを入れられる。
カメラ本体の通り道を確保するため、鼻から喉の手前までの長さの管を入れられます。
2.ゼリー状の麻酔薬を流し込まれる。
カメラが喉を通過する際の痛みをやわらげるため、ゼリー状の麻酔薬が投入されます。
3.鼻にカメラを挿入するため、体勢を仰向けから横向きに
そしていよいよ、運命の時を迎える・・・
ステップ3:進撃のカメラ
ステップ2で入った管の中に、カメラ付きの管が通されます。
ここが辛いポイントその1です。
喉を通過するとき、「飲み込む動作して~」と言われます。
痛いとか苦しいはないですが、ちょっとツラいです。
麻酔が聞いているとはいえ、喉に異物感がある感じ。
だんだんと慣れてきますが、常に管が出たり入ったりするので違和感を抱え続けます。
ここから先は、目の前で先生がどんどんカメラを押し込んでいく姿を、ただただ見守ります。
ステップ4:胃袋拡張!
カメラが胃に到達すると、胃の中に空気を入れて膨らませます。
辛いポイントその2!
先生:しばらくゲップを我慢してくださいね~
わかってはいますが、これが中々つらい!
チューブが差し込まれていた時間は10分ほどでしたが、とても長く感じました・・・
ステップ5:胃カメラ終了
鼻からチューブが引き抜かれたら検査終了です。
チューブを入れていた穴に脱脂綿を詰め込んで釈放です。(鼻血対策)
喉の麻酔は1時間ほどで切れます。
検査後1時間は飲み込み能力が低下しているので、飲食禁止です。
喉つまりを起こすなど危険ですので注意しましょう。
胃カメラ検査の結果発表と費用
釈放後10分程度で再び呼ばれ結果発表(所見)です。
僕の場合は、「少し荒れているけど、薬を出すほどではない」状態でした。
検便含め検査結果の詳細は2週間ほどで出ます。
結果の受け取りは病院へ行くか郵送で届きます。。
まずい結果だったら呼ばれると思いますが、私は郵送で終わりました。
今回の検査でかかった費用は、1回目の診察(問診)と2回目の胃カメラ・検便とすべて合わせて1万ほどでした。
ネットでは5,000円ほど~と出ていたので、少し高くついたかな?
おそらく2回病院にいったこと、検便も受けていることが理由かと思います。
胃カメラ検査を終えて
人生で初めて胃カメラを受けました。
とても不安だったので、初めて胃カメラ受ける方へ少しでもイメージを持っていただければ幸いです。
気は重かったですが、結果的に受けといてよかったと思います。
胃袋は生きるうえで大切な臓器ですし。
35歳を超えると、バリウムでの胃の検査を受ける人も増えると思います。
引っかかると突然不安になります。まじで。
ガンだったらどうしよう・・・とかね。
今回は何事もなく終わりそうですが、
そういう状態のときに1度胃カメラを体験しておくと、今後重症に陥った時に少しは楽かなぁと思います。
そんな感じで、胃カメラ体験レポートでした~