こんにちは、トカチです。
今回は我が家の外食費が激増した時の話です。
夫婦2人の家族会議が行われました。




一般家庭の1月に外食にかける費用の平均は15000円前後です。地域差はありますが、概ね13000円~18000円の間ぐらいに収まっています。
外食にかける費用の多い少ないは、年収よりも暮らしている場所が大都市か地方都市かの方が大きく影響します。参照:統計で見る日本
で、僕が住む北海道だと13000円ぐらいが月の外食の平均です。
どう見ても20000円は食べすぎですね。しばらく外食してなかった分、楽しさアップで堪能してしまいました。
そこで食いしん坊夫婦は考えました。
自分たちに甘いとお金が飛ぶ!すぐに対策を考えねば!
目次
外食費に予算制度を設ける
外食費が膨らむことを抑えるために、僕たちが決めたルール・・・それは
「「外食費予算!」」
外食用のお金は事前によけておこうってだけです。
- 外食費予算は毎月10000円(1人5000円ずつ)外食財布に入れる
- オーバー分は僕の小遣いから捻出。
ルールはこれだけです。若干僕に不利な気もしますが、細かい事を言うと怒るので黙っておきました。
外食に使った費用が把握できるようになる。
目的は単純に、外食で食べ過ぎないの1点です。
言っちゃアレですけど、外食ってコスパ悪いですからね。
腹を満たすだけなら500円あればスーパーで余裕です。外食だと1500円でお腹いっぱいにならないこともあります。
場所代・雰囲気代・普段食べられない特別感代・片付け代・調理代、もろもろ含めた費用なので、当然の価格ではあります。しかしその付加価値にお金を払い続ける程裕福ではありません(´・ω・`)
出費を促す魔法の言葉「せっかくだし」「たまには」
2人で出かける機会が多い月は、ランチ、夜と外食に頼る場面が多いんですよね。
「せっかくだし」を合言葉に1500円のビュッフェに入ったり、1000円を超えるパスタを食べたり・・・
そして夜は「たまには」と飲みに行けば1人3~4000円コースです。
合計すると、そう。
2人で10000円!1日で!YEAH!
これを月に2回やればそりゃあ2万行きますわ・・・
外食しなくてもよかった時期を思い出す
僕ら夫婦は普段あまり外食をしません。元々はしていました、が、徐々にしなくなりました。
外食をしなくなったのには理由があります。
- 近所の飲食店に飽きた(数が少ない)
- 飲んだ後の帰りみちが面倒になった(ススキノからだと電車で20分ぐらい)
- 「これなら家でもよくない?」という店に連続して当たってしまった(運が悪かった)
外食にあまり魅力を感じなくなり、「家でやった方が安いし楽だね」という意見で一致したからです。
極めつけは店選びがピークのパターン。
実際行ってみると既に飽きている状態になったこともありました。

予算制度でお金の歯止め、過去の記憶で欲求の歯止め
お金の管理の仕方は各家庭で違うと思います。うちは夫婦の共働きでお財布が別です。
生活費(家賃水道光熱費)は半分ずつ、食費は僕持ち、外食費は妻もちです。生活費・食費は普通に生活していればほぼ一定の金額です。
しかし外食費は「気持ちの持ちよう」で大きく変動してしまいます。
そこで取り入れた「外食費予算をよけておく作戦!」
出費の目安ですが、ランチ1回2人で3000円、お酒の入る飲み食いだと2人で7~8000円です。
予算10000円というと、ランチだけだと3回はいけます。飲み食いが入ると予算の大半が無くなります。
お金の制限を加えて、「外食めんどくさい」を呼び覚ます
もともと外食を面倒だと感じる時期もあった僕ら夫婦。
落ち着いた環境でお金の話をすると、金銭効率の良い結論に達するのが我が家のいいところ(笑)
「「飲むのは家でいいな」」
実際にシミュレーションすると尚更ですね。
特に冬は寒さも味方します。
最終的には「わざわざ外に出て金払って飲む意味わからん」でフィニッシュ。



外食予算を決めたら逆に使わなくなった
結論を言いますと、予算を決めたら外食が減りました。
「今日は我慢しよう」という会話が発生するわけではありません。
「せっかく行くならいいところに行きたいなぁ、いいところないなぁ、今日はいいや~」という流れが多かったんですよね。
お腹はすいているので、フードコートで〇亀製麺のうどん(1人数百円)で済ませたり。それが意外と美味しくて「もう1回行きたいね~」なんて話になったりします。
「飲み放題」辞めました
飲みに行くときは「飲み放題」を辞めました。
夫婦そろってめっちゃ飲むんですけど、お店では1~2杯と軽くおつまみで済ませる程度になりました。
「あの店のコレが食べたい!」のコレだけ食べる感じです(笑)
これで大体二人で2~3000円、ランチと同じ出費です。
いい店を探す基準が高くなった
今までは「安さ」や「人気」を基準に店を選んでいました。
最近は「食べたいもの」「店のこだわり」「雰囲気」あたりを重視しています。
せっかく予算を使うのだから、多くの付加価値を期待できるお店がいいですよね。
外食費の使い方に効率を求める様になった
ランチ・飲みのお金の使い方に共通するのは、「効率」を考えるようになったことかなと思います。
- 「とりあえず」とか「せっかくだし」という理由で店を決めない
- フードコートで小腹を満たすで十分
- 飲み放題はスペシャル企画(誕生日とか)
なんだかケチくさいような気もしますが、結果的には「考えて行動してる」感があって僕らの間では好評です(笑)
予算は繰り越さずお楽しみ貯金へ
毎月1万をよけていますが、使い切らない事も出てくるかと思います。
翌月に繰り越すことも考えましたが、「今月は予算が多いから飲める!」と制限を緩めるキッカケになってしまうのでやめました。
年に1度の旅行に向けて貯金に回す予定です。
旅行先でいいもの食べるためにって感じですかね(笑)
また、外食費を家での贅沢に充てる(ピザや寿司を取る)予定はありません。これはこれ、それはそれ。
予算設定システムは話し合いから
外食意外にも趣味や娯楽など、急ではないけどそれなりの金額の出費はありますよね。
細かいところを突き詰めるともっといろいろ出てくると思います。
今回は外食をテーマに節約方法を紹介しましたが、ちょっと考え方を変えるだけで簡単に抑えることができます。
しかし急なシフトチェンジは禁物です。
普段はホイホイお金を出していたのに、突然「節約じゃぁ!」とケチになっては不要な争いを生む可能性があります。
まずは家計の改善内容について、しっかり話し合いましょう。
もともとの支出が3万4万なら、「来月は3万」を目指すでいいでしょう。家庭に併せた目標と計画を立てて取り組んでみてください。
浮いたお金の一部をプチご褒美に使ってモチベーションアップ
たった数千円でもなくなる予定だったお金が余ったら嬉しいものです。
使い果たしては元も子もありませんが、小さなご褒美に使っていくのも1つの手です。
家でできる小さな贅沢が理想ですね。
本を読んだり映画を見たり、ゲームをしたりお金のかからない趣味に使ったり。
月々数百円の動画サービスあたりは時間つぶしにもなりますしオススメです。