フラッシュモブという「強制参加型自己満足アトラクション」に巻き込まれた時の対処法

テレビで人気のドッキリ企画。

数年前からはYoutubeなどの動画サイトで、一般人のサプライズ動画なども数多く見かけるようになりました。

 

中でも人気なのが「フラッシュモブ」と呼ばれるミュージカル型サプライズです。

フラッシュモブとは

人が大勢いる場所で

突然音楽が流れだし

見知らぬ人たちが踊り出したかと思えば

最後に恋人まで参加し

あろうことか自分も巻き込まれ主役にさせられるアレ

そのあと訪れるのが、地獄の公開プロポーズだったり高いんだか安いんだかわからないプレゼントという自己満足シーンの頂点。

最後はやり切った笑顔。

これが一般的な強制参加型自己満足アトラクションフラッシュモブの全貌です。

しかしこのフラッシュモブ、意外にもサプライズを受けた側の人からは賛否両論なんです。

「感動した」という意見がある一方、「何してんの」「正直ウザかった」という否定的な意見も多いんです。

結婚式でフラッシュモブを食らったが為に、離婚してしまったカップルさえ存在する現実があります。

 

今回はこんな「感動的なフラッシュモブ」に喜べない方と一緒に、冷静に大人の対応について考えていきたいと思います。




「フラッシュモブ=感動」という勘違い

ドッキリ系の番組は週に1度は必ず目にしますね。

Youtubeでも探せばいくらでも出てきます。

どれを見てもほぼ共通しているのは

 

ドッキリの共通点
  • 会場・視聴者は盛り上がっている
  • 演者・本人は盛り上がっている
  • 受けた側の反応は様々である
ということです。

サプライズを受けた側の反応の中で「よくある」ものを並べてみますと、

  1. 手を口にあて、目を見開いたまま固まっている人
  2. 音楽に合わせて笑顔で手拍子をする人
  3. その場から逃げ出し、近くの人の影から見守る人
  4. めっちゃ叫ぶ人(うるさいぐらい)

こんな感じだと思います。

概ね「一応」喜んでる感じで終わっています。

 

ところが・・・

内心「ウンザリ・・・」という方も少なくないのが実情です。

仕掛ける側をクローズアップした番組や動画を見ると、どうしても「喜んでもらえるに違いない!」という固定観念が先行してしまいます。

そこからの「どうせやるなら盛大に」を経て

「自分の特技も織り交ぜたい!」に行き着き

イッツァ ジコマンゾク ワールド」が完成します。

 

相手が感動しやすいタイプだったり、素直係数が高い人が相手であれば、盛大に喜んでくれるでしょう。

しかし世の中すべてがそうではありません。

テレビや動画では盛り上がっていた!は参考にはならないのですが、それに気づけずに実行に移してしまうのです。

サプライズを食らった側の「私なんかの為にすいません」感

サプライズといっても、ちっちゃな企画もあります。

例えば居酒屋などで、店員さんがケーキを持ってきて歌ってくれたりするやつですね。

 

周りのお客さんの目が非常に気になりますが、数分で終わることなのでまだ我慢できます。

 

しかしフラッシュモブはそのレベルをはるかに超えています。

テーマパークなど人がものすごい多い中、スタッフさんや主催団体などが一定のエリアを独占して踊りまくるんです。

そしていつのまにか敷かれた赤い絨毯の前に立たされてドヤ顔の恋人が歩いてくる・・・

もう「ほかのお客様の迷惑となりますのでご遠慮ください」ってレベル・・・

恥ずかしいし、相手はテンションあがっちゃってるし。

どんな表情したらいいのさ!と軽くパニック状態になってしまいますよね。




実際にサプライズを食らってしまったら

ここから本題。

髪を振り乱し、汗を飛び散らかして必死に踊る恋人。

驚きの表情のまま立ちすくむ私。

まわりからは「なんだなんだ」と好奇の目。

 

もうこうなったら選択肢は2つなんです。

どちらを選ぶかはあなた次第です。

「喜びの女優」になりきり、とことんサプライズに付き合う

恋人とデート中、突然音楽が鳴り始め知らない人が踊りだした!

そうなったらとりあえず「女優スイッチ」いれましょう。

 

一緒に歌って踊れということではありません。

「私うれしい!」を表現するだけでいいんです。

方法は簡単。

とにかく笑顔!

必死に求愛をする恋人を支えるいい人になりきりましょう

これを言ってしまっては元も子もありませんが、周りの協力している人の面子を「あなたが」保つのです。

 

そしてもう1つ。

フラッシュモブが苦手な人にとって追い打ちをかける情報ですが、フラッシュモブをやっている様子はほぼ確実に撮影されています

残るんですよね・・・

将来その動画を見直すときに、自分が塩対応してたらそれはそれで嫌ですよね。

いろんなことを総合して、覚悟を決めて女優に徹する!

これが1つの対応となるでしょう。

サプライズを徹底的に拒否(オススメしません)

女優になりきるのは無理。とにかくその場を逃げ出したい!

そう思ったら一刻も早くその場を逃げ出しましょう。

恋人のメンツは潰れ、一緒に踊ってくれる人を雇ったお金などもすべて無駄になり、フラッシュモブから逃げ出したことはすぐに噂として身内にも広まります。

行くも地獄、帰るも地獄状態ですね・・・!

フラッシュモブが始まってしまったら、「そういうのが好きな人」と腹をくくって付き合ってあげることが、長い目で見たときの最善の策だと思います。

フラッシュモブが苦手な人は苦手アピールをしておくと吉

テレビを見ていれば、サプライズ企画を目にする機会はかなりあります。

その際に「サプライズされたらドン引き」という意思を伝えておきましょう

先日某ジャニーズアイドルの番組で、「疑似サプライズ企画」が放送されていました。

そこで発せられた嫁の一言。

「自己満ほど痛い物はないよな」

僕は決してフラッシュモブ等の大掛かりなサプライズは行いません(誓)

 

プチサプライズはたまにやります。ケーキ買って帰ったり。

2人で完結できる程度に留めておくといいですね。