「ボヘミアン・ラプソディ」クイーンに詳しくなくても余裕で泣けました

知る人ぞ知るロックバンド「Queen(クイーン)」。

そのボーカルのフレディ・マーキュリーの半生を描いた映画、「ボヘミアン・ラプソディ」。

クイーンが小さなライブ会場で演奏する時代から、世界中を熱狂させるまでに至る歴史と、フレディ自身の人柄や音楽に対する思いを余す事なく描いた作品です。

今回はこちらの映画について紹介し、まだ見ていない人へのおすすめポイントをまとめたいと思います。

※2018年の11月24日に見に行きましたが、偶然にも主人公であるフレディ・マーキュリーの命日でした。




「ボヘミアン・ラプソディ」とは

映画のタイトルでもある「ボヘミアン・ラプソディ」はクイーンが世に知られるようになったキッカケとなる曲のタイトルです。

曲の長さが6分以上あり、主人公のフレディ・マーキュリーが自身のことを歌った曲として知られています。

主人公を演じる俳優「ラミ・マレック」が似すぎと話題に

主人公のフレディ・マーキュリーを演じたのは、俳優のラミ・マレック。

撮影時には、フレディ・マーキュリーに見た目を近づける為、鼻・歯・髭・髪型など様々な工夫を凝らしています。

そしてこちらのような完成度に!予告編動画です。

そっくりすぎてビビるレベルです。

顔の特徴は人によって見るポイントが違います。目だったり口だったり骨格だったり。

この映画で再現されたフレディマーキュリーは、多くのポイントを抑えることで、だれが見ても「フレディそっくり!」と思わせる高い完成度となっています。

 

エジプト系アメリカ人のラミ・マレック

顔立ちが印象的で、一度見ると「あれ、どこかで見たことあるような・・・」と記憶に残りますよね。

 

僕にとってのラミ・マレックはこちら。

instagramより

The Pacific(ザ・パシフィック)」という海外ドラマに出演しています。

色気すごいです。

 

クイーンのベース担当「ジョン・ディーコン」を演じている「ジョセフ・マゼロ」。

彼も「The Pacific」に出演しており主役級の位置漬けのキャラです。

Wikipedeia

ちなみに、小さいころの彼を見たら「あぁ!」って言う人多いと思います。

 

 


参照

 

「「あぁ!!」」

 

ジュラシックパーク1作目の少年です。

 

メンバーそれぞれ特徴を捉えていて、元々クイーンのファンだった層には思いっきり刺さっているようです。

また僕のようにあまりクイーンを知らなくても、「見たことある感じ」による効果で映画に入り込みやすい良さがありました。

フレディ・マーキュリーが歌うシーンは「声のそっくりさん」が担当

映画の中で使われている音源は、主にクイーンやフレディ・マーキュリーの本人音源です。

しかし舞台以外のような、音源が残っていないシーンについては、新しく収録する必要がありました。

 

そこで製作スタッフと監督はオーディションを開催し、フレディ・マーキュリーの声を探しました。

 

そして見事にオーディションを勝ち抜いたのが、カナダ出身のマーク・マーテルさんです。

フレディ・マーキュリーをあまり知らない人でも、その迫力と熱量を感じることができるのではないでしょうか。

 

映画の中では「ボヘミアン・ラプソディ」を作りあげていくシーンがあります。

バンドメンバーそれぞれが個性豊かに表現し、ボヘミアン・ラプソディにそれらが盛り込まれていきます。

 

作中、随所にフレディ・マーキュリーが作詞作曲をするシーンがあります。

そういった細かいシーンにも「フレディの声」で歌唱の音が入っていることで、映画の世界観がケタ違いに良くなります。

ボヘミアン・ラプソディの見どころ(ネタバレ要素あります)

ボヘミアン・ラプソディは「クイーン」のお話ではありますが、「フレディ・マーキュリー」にスポットを当てた作品となっています。

クイーンを結成してからのバンド活動と並行して、フレディ・マーキュリー自身の人生をかなり細かく描いています。

 

その作品の中でやはり見どころとなるのは、「ボヘミアン・ラプソディ」を製作するシーンです。

田舎町のスタジオにこもり、製作に没頭するメンバーを描くシーンにはかなり長めの時間を割いています。

 

もう1つは映画の冒頭とラストに分けられた「ライブエイド」のシーンです。

見た人は確実に圧倒されます。

ラストのライブは20分のステージをほぼ完ぺきに再現したものとなっており、比較動画も出るくらいです。

 

「ボヘミアン・ラプソディ」という曲が表現するもの、表現したいこと、そしてそれを「フレディ・マーキュリー」が歌う事が意味する事。

そのすべてを映画の9割で徹底的に刷り込まれた上で、ラストの大観衆の前で歌うシーンを見てください。

 

鳥肌が立ちます。

泣きます。

世界を熱狂させたクイーンとは何なのかを見ることができます。

ボヘミアン・ラプソディはこんな人に見てほしい

「ボヘミアン・ラプソディ」は、ジャンルとしては「音楽・ドキュメンタリー」に入ると思います。

ドキュメンタリー映画というと、退屈とか眠くなるとかそういう印象を持たれがちです。

 

ですが「ボヘミアン・ラプソディ」は鳥肌が立つシーンがものすごい多いです。

事実、僕も映画館に見に行きましたがいつもは速攻食べ終わるポップコーンが、全然減らず結局残してしまいました。

 

それぐらい映画に入り込んでしまう内容です。

 

またクイーンの楽曲は、日本の番組でも挿入曲として使われているシーンが多い為、それほど興味を持っていなかった人でも十分楽しめます。

世界中を虜にした一人の人間の人生を、再現性の非常に高い描写で見ることができる「ボヘミアン・ラプソディ」

是非機会があれば見てほしいと思います。

 

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