BMI(体形指数)18.5以下は痩せすぎ注意報。生活習慣を見直さなければなりません。

BMI18.5以下は低体重(痩せ形)と定義されています。痩せ形体系は「痩せたい!綺麗になりたい!もてたい!」と目標にしている人も多いのではないでしょうか。一昔前には「BMI18」が「シンデレラ体重」と呼ばれ話題になりました。

しかし憧れの的ゆえ、無理なダイエットの危険性を訴える記事がありました。

シンデレラ体重は“危険”――それでも「BMI18以下」の女性タレントが続出する実情とは?

今回はこちらの記事を元に痩せ形体系は目指すべきなのか考えたいと思います。


痩せ形体系に憧れる理由

テレビや雑誌で見るタレントさんの体形を見ると「ほっそー・・・」とため息が出てしまいますよね。憧れるのも無理はありません。誰が見ても「痩せている・細い・キレイ」とチヤホヤされる姿になりたいと、頑張る方も多いのではないでしょうか。

しかも身長と体重を見ると、驚くような数字が載っています。BMIで計算すると18.5を大きく下回る16代になってしまうような人も。

細いことは、「キレイ・自己管理が出来ている・ストイック」の象徴。とにかく体重を落とし誇れる体形を作りたい、そしてあのタレントさんみたいにチヤホヤされたい。

憧れをモチベーションに目標の体重を決めて頑張る、一度はやったことありますよね。

 

しかし「細い=キレイ」に疑問を投げかける声が最近多くなってきたように思います。

ねこさん
「健康的に」キレイになろうという風潮が強くなったね

体重だけでは測れない健康的な体形

人間の体重は「骨・筋肉・脂肪・内臓」など身体を構成するすべての物の重さの合計数値です。先ほど紹介した記事にも書いてありますが、同じ身長の人の「骨・内臓」の重さはほとんど同じだそうです。同じ身長なのに「私ほかの人より骨5キロおおいんだよね~」とかやばいですよね、角と牙ありますわそれ。

体重の違いは「筋肉の量」「脂肪の量」によるものということになります。

筋肉つけます!その代わり体脂肪率0%目指してもいいですか?

だめです(きっぱり)

体脂肪って邪魔な物の代名詞ですけど、いなくなったら身体が悲鳴をあげます。食べ物を長時間食べていない時、一時的に体脂肪からエネルギーが補充されます。補助電源みたいな感じですね。停電(空腹)になってもある程度は耐えられます。しかし補助電源(体脂肪)がゼロになったら終わりです。脳・心臓といった重大な器官がエネルギー不足で機能不全に陥ってしまいます。最悪死にます。

また人間の身体は非常によくできていて、「脂肪が足りない、エネルギーに余裕がないから生命活動の一部を停止する」と勝手に判断します。たとえ体脂肪が残っていても、その量が十分でなければ意図的に機能を停止し、エネルギーを節約しにかかります。「ホルモンバランスが崩れる」「生理がとまる」といった影響がでてきます

バキバキに鍛えている人が「体脂肪率1ケタ!」とかやってますけど、脂肪からエネルギー取れない代わりに、筋肉からエネルギー取ってます。鍛えるのを辞めると筋肉がしぼむ理由はそこですね。脂肪よりも先に大きくなりすぎた筋肉からエネルギー取るよう身体が出来上がっています。脂肪がなくても十分筋肉をつけていればとりあえずは大丈夫です。それでも脂肪からしか取れないエネルギーというのもあるので、まったく脂肪がありません!は身体のバランスを崩してしまいます。

痩せ形体系が取り組むべき生活習慣

まずは現時点で「自分の身体に異変は起きていないか」をチェックしましょう。

先ほど上がった「生理不順」であったり「疲れやすい」「怪我の治りが遅い」「肌の色が変」などなどですね。

全く異常がないのであれば話は早くて「筋肉量増やしましょう」「少し食べる量増やしましょう(筋肉つける分)」の二つです。年齢を重ねると必ず身体の衰えがやって来ます。日ごろから運動をして筋肉をつける習慣があるだけで、衰えのスピードが遅くなります。

運動が得意でない、めんどくさい人はサプリやプロテインを併用するなどして効果的に身体を作るといいと思います。

「無理してるな」という自覚がある人へ

体重を落としすぎた先に待っているのは、友達からの「がんばってるね!」「きれいになったね!」という褒め言葉と、「あいつガリガリじゃね」「必死かよ」という後ろ指です

脂肪の落としすぎ、筋肉の落としすぎは顔色ですぐにわかります。特に筋肉の落としすぎによる身体の活動力の低下は、健康っぽさを失わせます。顔が青白くなっちゃうんですよね。

足が細くて、腕が細くて、お腹が細くて、髪の毛がなんか疲れてて、肌にハリがなくて、顔が青白かったらどう思います?

とりあえず僕は「何かあったの?」と思ってしまいます。キレイと言われたくて体重落として逆に心配されてしまったら本末転倒です。


痩せることの大前提は「健康的に」

体重だけを追及しても「健康的な体形」にはなれません。数値で見える体系の指標は「身長」と「体重」だけではないですよね。

「筋肉量」や「体脂肪率」「骨密度」も重要な指標です。しかも筋肉量や体脂肪率は自宅でも計測できるようになりました。

筋トレやダイエットは毎日の変化が見えにくいですよね。そこから焦りを生んで絶食やハードワークといった身体に負担をかける形に行ってしまいがちです。

こちらの体重計はデータを毎回スマートフォンに転送してグラフ化してくれるので、毎日の積み重ねは見えにくくても、1週間・1か月・3カ月と長期間取り組めば取り組むほど成果が分るようになっています。

体重が落ちて、脂肪も落ちて、筋肉も落ちてというのは俗にいう栄養失調です。

健康的な体形は「BMI22」とされています。こちらで自分の身長のBMI22の体重を確認してみてください。

そして体脂肪率の理想は男性で15%~20%、女性が20%~25%です。体質に個人差があるので幅は広いですが、体脂肪率を落とすにしても男性15%、女性20%を目安としましょう。それ以下はアスリートに任せましょう。正しい知識をもって取り組むなら問題ありませんが、闇雲に体重を落とすのは危険です。

さいごに

今回はBMI18.5以下の人、もしくはそれを目指している人に向けて書きました。

ネットで情報を検索すると、「ダイエットしたい、可愛く見られたい」人の体重落とすぞー!という情報と、「無理なダイエットは危険」という記事の攻防が繰り広げられています。まさに「理想vs現実」という感じです。

体重の落としすぎによる身体へのリスクからは目を背けがちですが、「良かれと思って頑張ったのに逆に身体を壊した」という悲しい結末にならない為にも、正しい知識と目標をもって身体作りに取り組みましょう。

BMI(体形指数)が18.5、19、20、21、22、23、24の人向け、生活習慣改善案