【アトピー性皮膚炎】ステロイドの副作用は怖くない。アトピーはコントロールできる

今アトピー性皮膚炎に苦しんでいながらも、ステロイド治療に踏み切れていない方へお伝えしたいことがあり、この記事を書きました。

2年前に皮膚がボロボロだった私が、海に遊びに行ったり温泉巡りをするようになるまでになった話です。

アトピー治療の成功例といえば大袈裟かもしれません。

しかし、もし少しでもアトピーで悩み、苦しんでいて何とかしたいと考えているなら、ぜひ参考にしてほしいと思います。

アトピーに支配された日々のこと

かつて私はアトピー性皮膚炎で、皮膚が荒れに荒れていました。

ニベアのクリームを塗ったりワセリンを塗ったりと、いろいろと試してきました。

30歳になったころ、炎症が全身に広がり普段の生活に支障をきたすレベルにまでなってしまいました。

  • 痛くてお風呂に入れない(入ってはいましたがバスタオルに血がつくのが当たり前)
  • 肩から手の甲に至るまで真っ赤に腫れ、かさぶたに包まれていて、夏でも長袖を脱げない。
  • 膝がかさぶたに支配されて曲げられず、歩き方がおかしくなる。

なんかもうひどすぎて泣く気力すら失せていました。

しかしそんな状況にも関わらず、ステロイドを使うことをかたくなに拒み苦しみに耐える日々を過ごしました。
理由は副作用が怖くて・・・

 

しかしさすがに見かねた彼女の後押しもあり、皮膚科に行くことにしました。
最初は話だけ聞いてもらって、ステロイドを使わない効果的な方法を聞いてみよう。そんな気持ち。

しかしそこで言われた一言で、ステロイドを使用した治療をすることを決心します。




アトピー治療に使われるステロイドってどんな薬?

アトピー性皮膚炎の患者に対して、皮膚科で処方される外用薬はほとんどステロイドを含む薬です。

種類がたくさんあり、効果の強い物から弱いものまで様々です。

基本的には炎症を抑えることを主目的としています。

アトピー性皮膚炎は体が炎症を抑えようとする働きが強すぎて、皮膚がその強さに負けてしまっていることが原因。

そこでステロイドを使用し、体の炎症を抑制するはたらきを助け、皮膚への負担を下げることを目的としています。

アトピー性皮膚炎や花粉症など、ステロイドが処方される症状にも色々とあります。

詳細はこちらに詳しく載っているので、気になる方は見てみてください。

ステロイドは怖いものなの?

そんなステロイドですが、情報を探すと出てくるのは副作用についての情報。

副作用と聞くとやはり怖いイメージがありますよね。

代表的な副作用

  • 顔がむくむ
  • 肌が黒くなる
  • 骨が弱くなる
  • 抵抗力が落ちる

どれも自分に降りかかると思うと怖いものばかり・・・

これだけ見るとステロイドを使うことに躊躇してしまうのも無理はありません。

なぜこれほど副作用がクローズアップされるのか

いろいろな説や原因があるのですが

1990年代にステロイドに対するネガティブ報道が大々的に行われた。

というのが最も大きいところです。

治療のせいで体に跡が残ってしまう副作用。

黒ずみ・むくみ・毛深くなる

といったところは未だにステロイドを避ける要因に挙げられています。

実際のステロイドの副作用は?

結論から言ってしまえば、心配された副作用は一つも私には発生していません。

そして先述の90年代のクローズアップされた副作用は、ステロイド外用とステロイド内服の内容がゴチャゴチャに語られたことに原因があるようです。

アトピー性皮膚炎でステロイド内服はありません。皮膚に塗る外用薬です。

当時羅列されたステロイドの副作用は、ほとんど内服時に発生するものだそうです。

外用薬での治療では、心配する必要がありません。

ステロイド治療で生活が大きく変わった

私は2年ほど前から、毎月1度皮膚科に通い、保湿剤、ステロイド剤を処方してもらっています。

こちらの記事ではかつてのひどい状況を記しています。

通い始めて1か月でほぼ全身のかさぶたがとれ、皮膚が再生しているのがわかりました。

3か月目にはアトピーだったの?と思うほど肌の色も落ち着きます。

そして今もその状態を維持しています。

お風呂でも痛くない、温泉でも周りの目がきにならない、半そでで外出できる、(色気づく)

そんな当たり前のことが?と思われるようなことです。

しかしそれができなかった。人目がきになるし、痛いし。

でも今はできる。

それは皮膚科に初めて行った時の先生の一言がきっかけでした。




「アトピー性皮膚炎はコントロールできるんだよ」

皮膚科にいって最初の問診で、今までの自分の生活について話しました。

薬は塗っていた時期もあること。
ネットの情報を参考にしてステロイドを避けていたこと。
半分あきらめていたこと。
そして「治したい」気持ちが強くなったこと。

それを聞いた先生から言われた言葉が

「アトピー性皮膚炎はコントロールできるんだよ」でした。

 

今まで体のどこかがジュクジュクになり、そのたびにガーゼを貼り付け、そこが落ち着いたと思ったらまた別の場所が・・・を繰り返してきました。

それがコントロールできるようになる・・・?

アトピー治療の1年計画

先生から提示されたのは1年計画。

  1. 最初の1か月で強めのステロイドを使用し、暴走した免疫能力を落ち着かせる。
  2. その後2か月で弱いステロイドに切り替えて維持する。
  3. その後少しずつ弱いステロイドを塗るペースを落としていく。
  4. 1年後、週に1回のステロイドで落ち着いた状態を維持できるようにする。

これが先生から提示された内容でした。

現在の私

皮膚科に通い始めて2年。

今は10日に1度、弱めのステロイド剤を塗り、そのほかの日は保湿剤を塗るだけになりました。

そろそろ2週間に1度にペースをさらに落とそうかと思っています。

時々部分的に荒れることはあります。しかし2~3日で落ち着くようになりましたし、患部が広がっていくこともありません。

1年計画の序盤3か月で皮膚の力が回復した効果だと先生は言っています。

アトピーと上手に付き合う生活

アトピー性皮膚炎の症状は個人差があります。

私のようにステロイド治療が必要な人もいれば、毎日保湿クリームでのスキンケアで対処できる人もいます。

皮膚状態がコントロール不能に陥ってしまっているとしたら、ステロイドを使うことに抵抗感を持たないでください。

ステロイド治療=薬漬けなどと思わないでください。副作用を怖がらないでください。

間違った知識でもって自分を追い込まないでください。

2年前の私がそうだったように、アトピーと上手に付き合う生活に向けて、一歩踏み出してください。