こんにちは、トカチです。
今回はモバイルバッテリーAnker PowerCore Speed 10000 QCの実機レビューです。
ざっと内容を紹介しますと
- 10000mAh以上のモバイルバッテリーの中で世界最小!
- それでいて急速充電にも対応している!
- スマホを2~3回フル充電できる!
持ち運びにも便利、災害用の常備キットに入れても邪魔にならない、素敵な仕様、ぜひご覧くださいませ。
目次
Anker PowerCore Speed 10000 QCの外観と付属品
まずは製品の寸法、重さ、付属品をダダっと紹介しますね。
規格 | |
---|---|
製品寸法 | 約100 x 63 x 22 mm |
製品重量 | 約198g |
サイズは一般的なポイントカードより一回り大きいぐらいです。
重さは198gで短い缶コーヒーと同じ重さです。
そしてこちらが付属品(いきなりステーキのカードは別です)
- PowerCore Speed 10000 QC(本体)
- トラベルポーチ
- Micro-USBケーブル
- 取扱説明書
Anker PowerCore Speed 10000 QCはQC対応機種で世界最小!
PowerCoreSpeed10000QCは何といってもその小ささが魅力です。

手にすっぽり収まります。

いきなりステーキのカードと並べると、その小ささがよくわかりますね。
本体とケーブルをまとめてポーチに入れて、カバンのポケットなどに入れておけばまったく邪魔になりません。
防災アイテムとしてもリュックのスペースをとりません。それでスマホ2~3回の充電を担うのですから素敵ですよね。
Anker PowerCore Speed 10000 QCは10000mAhの大容量
一般的にスマホ1回の充電は3000~4000mAh、タブレットで6000~7000mAhの充電量が必要です。
スマホは使い方によって電池の消耗の速さが異なります。
調べ物、SNS、LINEぐらいの使い方で1日で50%ほど減る感じですので、3~4日は余裕で賄えます。
アプリでゲームをしたりすると1日で空っぽになってしまいますが、それでも2~3回はフル充電状態にできます。
充電がしたいときは急に訪れます
泊まりの外出で、まったく充電ができない状況は考えにくいですが、「充電忘れ」や「充電器を忘れてしまった!」なんてこともあるでしょう。
2018年の北海道の大停電は夜中に発生し、「いたわり充電」のせいで充電が中途半端だった人もたくさんいました。
※いたわり充電 ⇒ 過充電によるバッテリーの劣化を防ぐために、夜中はゆっくり充電する機能
その後2日間にわたる停電の影響で充電コーナーに長蛇の列ができました。
できるだけ使用を控えていてもさすがに2日間の充電無しは厳しい現実でした。
電池で充電する充電器も販売していますが、電池が速攻で買占めにあって手に入らず・・・
モバイルバッテリーの備えがあれば丸2日の停電でも充分対応できたんですよね。
買っておけばよかったとマジで思いましたよw
Anker PowerCore Speed 10000 QCはQuick Charge 3.0対応で急速充電可能
QuickChargeについてはこちらに詳しく紹介されています。
Quick Charge 3.0の特徴は充電速度が約4倍になることです。
僕が使っているAndroidで実際に計測してみました。(充電10%からスタートして80%になるまでの時間です)
規格 | 時間 |
---|---|
単三電池4本 | 3時間で40%まで、その後増えず |
Quick Chargeなし | 約3時間 |
Quick Charge3.0 | 約1時間 |
使用歴1年を超えるAndroidでの実験ですので、多少劣化したバッテリーでの検証です。新しいスマホであればもっと早いかもしれません。
こうして比較するとその差は明らかですね。
Quick Charge3.0のモバイルバッテリーの検証中、30分ぐらいで50%を超えていました。思わず「マジか」と呟いてしまいましたw
充電時間が早いことのメリット
モバイルバッテリーを使う場面を想定すると、充電時間が短いことは非常にありがたいことです。
充電を忘れていたけど仕事に行かなきゃ!というときは通勤時間中に充電できちゃいます。
スマホは充電しながら使用するとバッテリーの劣化を早めるといわれています。使えない時間は短ければ短いほど助かります。
なんで充電速度がこんなに早いの?
Anker PowerCore Speed 10000 QCの充電速度が速い理由は3つです。
急速充電の理由1.QuickCharge3.0
通常の充電器は5Vの電圧で充電を行います。
一方QuickChargeは段階的に電圧を上げる機能を搭載しており、接続したスマートフォンに応じて最大の電圧で電流を送り込むことができます。
どの電圧で充電するかはモバイルバッテリーが判断してくれるので、特別に設定もいりません。
接続する機器に応じて最大のスピードで充電してくれる優秀な機能というわけですね。
急速充電の理由2.PowerIQ
PowerIQはAnker独自の機能です。
QuickCharge3.0は最適な電圧を選択してくれる機能でした。
PowerIQは最適な電流を検知してくれる機能です。
どんなに電圧が高くても、流れてくる電流が少なければ意味がありません。充電される機器が受け入れ可能な電流量を検知して最適な量を流すことができるのがPowerIQの特徴です。
急速充電の理由3.VoltageBoost
Anker独自のVoltageBoost™技術でケーブル抵抗値を調整し、スムーズに電力を供給します。
充電器の中にはケーブル抵抗が原因で充電速度が遅くなるものがありますが、Anker製品が搭載しているVoltageBoost™は充電速度の低下原因となるケーブル抵抗を和らげることが可能です。
優秀なモバイルバッテリーを支える接続ケーブルにもこだわるAnkerの凄さw
その他機能
独自の温度管理テクノロジー
高温を検知し自動的に熱を下げる、温度管理テクノロジーを搭載しています。
モバイルバッテリーには低温やけどや、急な発火による事故のニュースのイメージがある方も多いと思います。
Anker製品はそういった不安への対策もバッチリです。手に持っても、ポケットに入れても、バッグに入れても安心ですね。
安心の18か月保証
18か月保証です。
もう一度いいます。
18か月保証です!長い!
Anker PowerCore Speed 10000 QCレビューまとめ
今回はオススメのモバイルバッテリーを紹介しました。
小ささ、容量、速度、価格とどれをとっても申し分のない製品です。
普段使い、防災用、旅行・レジャー用などあらゆる場面で活躍できるので、モバイルバッテリーデビューを考えている方にぜひオススメいたいですね。