【映画レビュー】スカイスクレイパー ★★★★☆(星4つ!)

こんにちは、映画大好きトカチです。

今回はアマゾンプライムで無料で見られる【スカイスクレイパー】のレビューです。

 

あらすじと見どころ、若干のネタバレ、トカチ的感想(ネタバレ強め)の順番で紹介してきます。




目次

【スカイスクレイパー】のあらすじ

映画の舞台は、現代の香港。

高さ1000m、地上240階の超高層ビル「ザ・パール」が舞台です。

日本の最高層「あべのハルカス」で300mの60階です。
およそ3倍ですね!高い!w

 

主人公の「ウィル・ソーヤ」は「ザ・パール」のセキュリティシステムを管理するお仕事。

妻と二人の子供と一緒に「ザ・パール」の98階で生活しています。

 

「ザ・パール」は商業施設などが入った下半分はオープンしていました。

しかし、居住区などを含む上半分はオープン前。

最後のウィル・ソーヤによるセキュリティシステムのチェックを終え、無事オープンが決まります。

ビルのオーナー「ジャオ・ロン」からセキュリティ管理用のタブレットを託されます。

 

このタブレットを使えば、ドアの開け閉めから、消火設備の点検、その他さまざまな操作が遠隔操作で行えます。
セキュリティ管理者にとっては必需品ともいえるアイテムです。

 

しかし、「ザ・パール」を狙うテロリスト集団が現れ、なんとそのタブレットが奪われてしまいます。

 

セキュリティ用のタブレットを奪ったテロリストは、240階ある「ザ・パール」の94階に火を放ちます。

さらにタブレットを使って消火設備をシャットダウン。

「ザ・パール」はものすごい勢いで炎に包まれていきます。

 

火災にまきこまれ、逃げまどう主人公一家。

火の手が上がったとき、ウィル・ソーヤはまだビルの外。

逃げ場を失った家族を救うため、炎に包まれた「ザ・パール」へと飛び込んでいくのです・・・




【スカイスクレイパー】の見どころ

舞台がたかーい!

この映画の舞台は1000mの超高層ビル。

お察しいただけると思いますが、高所恐怖症の方には手汗ドバドバの映画となります( ゚Д゚)

 

映画全体を通して言えることは、とにかく高さが強調される演出が多い!w

序盤のウィル・ソーヤがビルに乗り込むシーンでは、基本的に視点が上からの撮影です。

高いところが苦手な人には、若干つらい時間が続くかもしれません。

(中盤からはそうでもなくなりますよ)

主人公強すぎ!

さらにはウィル・ソーヤさん、かつてFBIに所属しており、テロ対策班のメンバーでした。

身体能力と戦闘能力の両方を持ち合わせた超人さんです。
(しかし、最後に担当した事件で爆発に巻き込まれ、左足を失っています)

 

それでも戦闘シーンは、片足がないことを感じさせません。

ど派手なアクションが随所に繰り広げられるので、見ごたえがあります。

3つのストーリーがつながったときのスピード感!

迫る火の手から逃げる主人公一家、

家族を救うためにビルに飛び込むウィル・ソーヤ。

テロリストに追われるビルのオーナー。

 

映画中盤まではこの3つのストーリーを、それぞれ展開していきます。

そして映画終盤で3本のストーリーがつながり、クライマックスを迎えていきます。

 

ここから先はネタバレを含みつつ感想です。

見たい!と思った方はここまで(´ー`)

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【スカイスクレイパー】レビュー【ネタバレ弱】

高層ビル映画のわりに・・・

繰り返しになりますが、この映画の舞台は「超高層ビル」

しかし、高層ビル映画にありがちな、転落シーンはほとんどありません。

 

主人公のウィル・ソーヤは何度となく落ちそうになりますけどね!w

テロリスト「軍団」?

この映画を見終えたとき、「テロリスト」の存在がややボンヤリだったと思いました。

「ザ・パール」を襲うテロリストは2つの部隊に分かれて登場します。

ビル本体を襲う部隊と、2キロ離れた通称「管理棟」を狙う部隊です。

 

部隊のリーダーにはしっかりスポットが当たります。

一方雑魚キャラは、名前を呼ばれるシーンすらありませんでした。

ここまで敵役のキャラを絞り込んだ映画は珍しいと思います。

 

ビルを襲った側のグループは、いつの間にか全滅してましたからねw

【スカイスクレイパー】感想【ネタバレ強】

アクション映画を数多くみていると、

「アクション凄かったけど、なんで戦ってるん?!」

と、大事なストーリーがよくわからないこともあります。

 

というわけで【スカイスクレイパー】の本質、

なぜ、テロリストは「ザ・パール」を狙ったのかについてまとめたいと思います。

「ザ・パール」はなぜ襲われた?恨みの理由とは?

この映画の本線は「火災から逃げること」

ではそもそも、なぜ「ザ・パール」は火に包まれることになったのか?

そしてテロリストが火をつけた理由はなんなのか?

本編でも語られてはいますが、あまりにもサックリとシーンが終わるので改めて解説しておきたいと思います。

「ザ・パール」は建設を前に、脅しを受けていた過去がありました。

「いやがらせを受けたくなかったら、金を払え」というやつです。

「ザ・パール」のオーナーは言う通りにお金を払いました。

しかし!

その際に「お金の行き先を追跡する罠」をしかけました。

 

テロリストの親玉の口座を知ることで、弱みを握ろうとしたんですね。
カッコイイ。

 

こうして悪い人たちの口座情報を入手したオーナー。

しかしこれが理由となって、完成間近だったビルに火をつけられてしまうんですね。

さらには口座情報が入った端末を巡って、命を狙われ、映画の主人公一家も巻き込まれる事態となるわけです。

 

こう見ると主人公は完全にとばっちりです。

しかし家族が巻き込まれた以上、全力で悪を退治しにいく姿がかっこいい!ってことですね。

 

終わりに

スカイスクレイパーの評価は、評論家の間では「ふつう」だそうです。

基本的には辛口評価が下されるので、「ふつう」はいい方だと思っていいです。

エンドロール混みで100分ほどなので、長さもちょうどいい感じ。

 

ちょっとお暇な時間ができて、スカっとする映画が見たい!という方にオススメですね!

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